CKKについて
平田智香子を代表とする福岡のダンスカンパニー。
クラシックバレエ、ネオクラシック、コンテンポラリーなどの幅広いレパートリーを持つが、根底にあるのは、”心を震わせる踊り”とは何かということ。テクニックや身体条件はもちろんだが、踊りの中にある数値化・言語化できない何かを模索し続けている。
公演毎にダンサー・振付家が起用され、そのほとんどは福岡を拠点としている。国内外でプロとして経験を積んでいる者ばかりだが、背景は様々。
踊ってきた国の違い、持っている身体言語の違い、習得しているバレエテクニックの違い、バレエ団所属経験の有無、フレッシュさもあれば、成熟した強さもあり、その多様なメンバーを平田がコーディネートしている。
外部の作品や公演そのままを買い付けて上演するスタイルではなく、ダンサーと1から作品を作り上げ、表現を模索するクリエーション・リハーサルの期間を経るスタイルをメインとしている。その成果として、福岡で見られるレベルではないという声が上がっている。
0から1を産み出し続けるCKKは、着実に経験を積み、まだまだ質を上げている。
法人化した今、名実ともに、ここ福岡唯一のダンスカンパニーである。

平田 智香子
Chikako Hirata
芸術監督
CKKは2018年に設立し、福岡を拠点として、プロとして踊りたい才能あるダンサーたちと、芸術性の高い舞台をクリエイトしています。
私たちの目標は、幼い頃から練習を積み重ね、スキルを磨いてきたダンサーたちに、最高のパフォーマンスを発揮できる場所を提供すること。そして観客には、クオリティの高い舞台芸術に触れる機会を提供すること。クラシックバレエを愛し、古典の基礎を踏まえた上で、コンテンポラリー・ダンスや新しい表現を融合した、CKK独自の世界観を作品として届けます。
また、CKKと共に新たな舞台芸術の創造を夢見る、才能あふれるダンサーやクリエイターとの出会いも求めています。あらゆる分野の人たちとダンスでつながり、CKKから良い循環が生まれることを願って。
プロフィール
CKK代表
大阪府出身。3歳からバレエを始め、11歳より故深川秀夫、故ジャン・クロード・ルイーズ(仏ストラスブール・コンセルバトワール主任教授)に師事。日本音楽高等学校バレエ科卒業。1990年こうべ全国洋舞コンクール4位、1992年埼玉全国舞踏コンクール3位、1995年埼玉全国舞踏コンクール2位、埼玉県議会議長賞受賞。日本テレビ主催「深川秀夫 バレエの世界」で、深川秀夫振付 ”サロメ”を15歳で踊り、また在学中、TBSから番組取材を受けるなど学生の頃より注目を集める。その後、単身渡米しTDC Dance Company、Connecticut Balletにて踊る。在米中アートフェスティバルなどでゲストとしても踊り、ニューヨークタイムズ誌の『Arts』では二度掲載され表紙を飾る。帰国後、福岡へ本拠地を移し、数々のバレエスタジオにて指導、バレエコンクールでの審査など、後進の育成も行い、同時に振付家として活動を始める。2018年にCKKを立ち上げ、公演活動を軸に様々な舞台公演への作品提供、プロモーションビデオ等への振付提供など、活動の場を広げている。
Team

ユヴァル・モヤル
Yuval Moyal
写真家 / 制作スタッフ

占部 恵美
Emi Urabe
制作スタッフ

三辻 真記
Maki Mitsuji