「漆黒」/ 11.10.2023
「もし、舞台上の全てが黒かったら」という着想から生まれた新作公演。そして今回は、Royal New Zealand BalletやNBAバレエ団など、国内外のバレエ団に振り付けを行う舩木城を新たに迎え、3名の振付家達が多様な作品を創り上げる。
17名のダンサーが躍動するエネルギッシュな舞台、どうぞお見逃しなく!
振付家
CKK代表
大阪府出身。3歳からバレエを始め、11歳より故深川秀夫、故ジャン・クロード・ルイーズ(仏ストラスブール・コンセルバトワール主任教授)に師事。日本音楽高等学校バレエ科卒業。1990年こうべ全国洋舞コンクール4位、1992年埼玉全国舞踏コンクール3位、1995年埼玉全国舞踏コンクール2位、埼玉県議会議長賞受賞。日本テレビ主催「深川秀夫 バレエの世界」で、深川秀夫振付 ”サロメ”を15歳で踊り、また在学中、TBSから番組取材を受けるなど学生の頃より注目を集める。その後、単身渡米しTDC Dance Company、Connecticut Balletにて踊る。在米中アートフェスティバルなどでゲストとしても踊り、ニューヨークタイムズ誌の『Arts』では二度掲載され表紙を飾る。帰国後、福岡へ本拠地を移し、数々のバレエスタジオにて指導、バレエコンクールでの審査など、後進の育成も行い、同時に振付家として活動を始める。2018年にCKKを立ち上げ、公演活動を軸に様々な舞台公演への作品提供、プロモーションビデオ等への振付提供など、活動の場を広げている。
平田 智香子
Chikako Hirata
出演
振付家。
2008年、Royal NewZealand Ballet在団中に振付家として活動を始める。
その後の10年間で国内外のバレエ団、バレエ学校で作品を発表し、その全てにおいて高い評価を得る。
振付作品
『Goldberg Variations』(2008, Royal NewZealand Ballet)
『Exit the Dragon』(2009, バレエ シャンブルウエスト)
『Thousand Knives』(2011, West Australian Academy of Performing Arts)
『Tobira』(2013, West Australian Ballet)
『Forget Me Not』(2013, West Australian Academy of Performing Arts)
『beyond』(2014, NBAバレエ団)
『counterheartbeats』(2014, バレエ シャンブルウエスト)
『Rise』(2015, NewZealand School of Dance)
『Tale』(2015,バレエ シャンブルウエスト)
『死と乙女』(2016, NBAバレエ団。共演、林英哲、新垣隆)
『So Ko Ka Ra Na Ni Ga Mi E Ru?』(2017, Royal NewZealand Ballet)
2017年、『So Ko Ka Ra Na Ni Ga Mi E Ru?』がHarry Haythorne Choreographic AwardにてAudience Awardを受賞。
同年、日本モンゴル外交45周年記念公演に招聘されモンゴルナショナルバレエ団に『beyond』を提供。
舩木 城
Jo Funaki
熊本県生まれ、阿蘇と大分県育ち。クラシックバレエを石井絹江、ラファエル・アブニクヤニに師事。 アメリカ、キーロフバレエアカデミー短期留学。スイス、バーゼルバレエ学校卒業。在学中、ジョージ・バランシン, リチャード・ワーロック, ロドリック・ジョージ等の作品を踊る。ABT National Training Curriculum最高レベルクラス合格。卒業後、スイス、Ballet Junior de Genèveに入団、ヨーロッパ各地での公演に参加。 アレクサンダー・エクマン、ホフェッシュ・シェクター、ケン・オソラ、パトリッ ク・デルクロワ、スティン・セリス等世界的に有名な振付家の作品を踊る。 帰国後、コンテンポラリーダンスの魅力を広めるための企画団体SnCを立ち上げる。主催公演、映像作品・インスタレーション作品制作、WSの企画など活動は多岐に渡る。 現在、個人では振付家をメインに、ダンサー、講師としても活動中。福岡県やサザンクス筑後、芸文館等が主催している日韓共同公演「筑後ダンスプロジェクト」では振付家として招聘される。新国立劇場にて開催されている「全国合同バレエの夕べ」などの舞台をはじめ、バレエスタジオ等への作品提供も行っており、学校等へのアウトリーチを行う団体Dancing Peopleとしても活動中。2019年にCKKに参加。
大島 匡史朗
Kyoshiro Oshima
出演
出演者
鷲見 雄馬
Yuma Sumi
東京藝⼤中退。広瀬和⼦、加藤正雄、森⽥雅順、佐野詩織らに師事。広瀬加藤バレエスタジオ、東京バレエ学校などで学ぶ。2011 年、スカラシップにてポルトガルのリスボン国⽴コンセルヴァトワール・ダンススクールへ留学し、ミハイル・ザヴィアロフに師事。2012 年、ベルリン・タンツオリンプにて銀賞を受賞。その後、オランダ国⽴バレエ学校にてグレゴリー・チチェリンやクリストファー・パウニーに師事し、2014年、ジョージア(旧グルジア)国⽴バレエ団に⼊団。バレエ団では、芸術監督ニーナ・アナニアシヴィリのもと、本拠地トビリシ国⽴オペラ・バレエ劇場での公演のほか、モスクワ・ボリショイ劇場や東京⽂化会館等で⾏われた主要な海外公演にも参加し、『⽩⿃の湖』ロットバルト役など古典のソロから、イリ・キリアン、メディ・ワレルスキらのコンテンポラリー作品まで、幅広いレパートリーを任された。2018年3⽉に帰国し、現在フリー。ダンサーとしての活動や指導のかたわら、エンジニアとしてヘルスケア系スタートアップのサービス開発、サンフランシスコでのSF Pitch Night 2020への登壇、NPO法⼈「芸術家のくすり箱」の職員としてダンサーのサポートに携わるなど、多岐にわたる分野で活躍している。第16回ザ・バレコン福岡審査員。
鷲見 雄馬
Yuma Sumi
東福寺 弘奈
Hirona Tofukuji
福岡県出身。幼少期を埼玉県ですごし、5歳より種子島有紀子舞踊研究所にてバレエをはじめる。
福岡に移住後は三ノ上万由美バレエスタジオ・三ノ上万由美、田中千賀子ジュニアバレエ団・田中千賀子に師事。所属中、スイス チューリッヒにてHans Meister主催のサマーコースに参加。様々なコンクールにも出場し、中部日本(全国)バレエコンクール 中学生の部 6位、北九州&アジア全国洋舞コンクール ジュニア部 11位入賞。
群馬県 常磐高等学校・体育コースバレエ専攻への進学を機に、山本禮子バレエ団研究生として関田和代に師事。
1997年よりJohn Cranko Schule (ドイツ)へ、翌年にはMalou Fenaroli Leclerc主宰PERFORMANCE YEAR(スイス)へ留学、Jochen Heckmann、Laura Atwood、Richard Havey、Lesli Wiesnerに師事。バレエ以外にもモダン・ジャズ・ヨガなどを多彩な教師陣より学ぶ。在学中には「Swiss International Coching Project for Choreographers SiWiC 1999」にダンサーとして参加し経験を積む。
卒業後、Saarlandisches Staatstheater(ドイツ)に2年間在籍した後、「Arizona Jazz Dance Showcase 2001」(アメリカ)にゲスト出演する。
帰国後はバレエ講師として活動する傍ら、福岡県内外で舞台にたつ。
主な出演舞台としてClass-B「真夏の夜の夢」(福岡・佐賀)、「それからのアリス」(福岡)、「ダンスの時間」(大阪)、「Performance 道 vol.1」、「サイトウマコトの世界vol.5」(大阪)、日本バレエ協会「クレアシオン」(東京)、 CKK「REMIND」などがある。第五回 青少年のためのバレエ・コンクール 福岡 優秀指導者賞受賞。
東福寺 弘奈
Hirona Tofukuji
時川 かほる
Kahoru Tokikawa
長谷川 さくら
Sakura Hasegawa
福岡県出身。三ノ上万由美、原田高博氏に師事。19歳からスイスのCINEVOX junior dance company入団。26歳で帰国。以降、福岡を中心に、舞台活動、バレエ指導を行う。2020年NBAジュニアバレエコンクール福岡・中学1年生の部・特別指導者賞受賞。2022年第一回YBC福岡コンクール小6・中1部門・優秀指導者賞受賞。2023年PIBC福岡中学生の部優秀指導者賞受賞。同年、ヴィクトワールコンクール福岡にて、小学生B部門・中学2年生の部・3年生の部・高校生の部で優秀指導者賞受賞。同年、山口国際ダンスコンペティション小学生の部で、最優秀指導者賞受賞。2023年より福岡バレエフェスティバル”Prima!”主催を務める。
長谷川 さくら
Sakura Hasegawa
福田 智子
Satoko Fukuda
福岡生まれ。幼少よりソレイヤジェインズインターナショナルバレエスクールにて学ぶ。英国ランベールスクール卒業。卒業後、Moving Visions Dance theatre、RAMBERT DANCE COMPANY、Oniin Dance Company等の作品に出演。さらにジュリアン・デスプランテス、アリエル・スミス等の振付家の作品を踊る。ロンドンResolutionフェスティバルにて、自身振付作品「In the Middle of Nowhere」を披露。2022 年 SnC×anno lab プロデュース「The Place of Us」出演。またユニットsatochicaとして、山田悠と作品制作にも注力する。
福田 智子
Satoko Fukuda
本田 真理子
Mariko Honda
広島県、澤田舞踊芸術研究所にてバレエを始める。大阪芸術大学卒業。在学中は貝谷バレエ団所属。卒業後、(財)スターダンサーズ・バレエ団入団。バランシン、マクミラン、チューダー、ピーター・ライト、鈴木稔らの作品など、ほぼ全ての公演に出演。橘財団奨学生。昭和音楽大学で教師をつとめる。2008年退団後、福岡移住後も全国でダンサー、講師として活動中。フリーとなってからは、シルヴィア、白鳥の湖、ドン・キホーテ、ライモンダ、シェヘラザード、ロミオとジュリエットなどをABT、コロラドバレエ、OBT、フィンランド国立バレエ、デンマークロイヤルバレエ、スウェーデンロイヤルバレエ、ボストンバレエのプリンシパル達と数々の主役をつとめる。青少年のためのコンクール、バレコン福岡 審査員。2019年にCKKに参加。
本田 真理子
Mariko Honda
松田 カンナ
Kanna Matsuda
福岡県出身。6歳からバレエを始め、13歳より田中千賀子バレエ団にて田中千賀子、田中ルリに師事。
2015年北九州&アジア全国洋舞コンクールジュニア1部門にて1位を受賞、2017年こうべ全国洋舞コンクールジュニア1部にて1位&ローズ賞を受賞、2023年日本バレエ協会全日本バレエコンクールシニア部門にて1位を受賞するなど国内のコンクールで数々の賞を受賞。
2021年Youth Dream Support Project にて遠藤康行演出・構成・振付による”Voyage de Tchaikovsky” に出演。2022年からCKKに参加し公演の他にも広告PR動画に出演。現在、福岡を中心に活動中。
松田 カンナ
Kanna Matsuda
吉冨 由見子
Yumiko Yoshitomi
兵庫県生まれ。
5歳よりバレエを始め、13歳 カナダ ロイヤルウィニペグバレエスクール短期研修。
チャイコフスキー記念豊田バレエ学校を経て、同バレエ団に入団後、全幕公演に多数出演。在団時に、ロシアサンクトペテルブルクエルミタージュ劇場、ウズベキスタンナヴォイ劇場、サマルカンド公演に出演。
2010年 ニジンスキー記念越智インターナショナルバレエに入団、全幕公演に多数出演。
2011年 劇団四季ミュージカルに入団し、全国ツアー『夢から醒めた夢』に出演。
2012年 K-BALLETに入団し、バレエ講師資格取得。
福岡では主任講師として、プロダンサーの育成、後進の指導にあたる。
2019年 CKK公演に出演。
2022年 FUKUOKA BALLET CENTERにて、講師兼ダンサーとして現在活躍中。
吉冨 由見子
Yumiko Yoshitomi
構成・演出・振付
平田智香子
振付
舩木城
大島匡史朗
舞台監督
前田哲平(株式会社 ステージクルー・ネットワーク)
映像・音編・小道具製作
舞台工房 Fujiwara
舞台写真
ユヴァル・モヤル
衣裳
佐々木かおり
山田雅子
アートプロジェクト提携
九州産業大学造形短期大学部造形芸術学科
チラシ・プログラム/デザイン
宮本真一
アナウンス
米倉木綿子
スタジオ提供
Studio REVE
協賛
Lulu S.Ballet Studio
主催・企画制作
CKK